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TKO木本の投資トラブルの内容は?詐欺の手口やスキームを分かりやすく紹介!

TKO木本の投資トラブルの内容は?詐欺の手口やスキームを徹底調査!
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この記事ではTKO木本の投資トラブルの内容は?詐欺の手口やスキームを徹底調査します。

総被害額7億円ともいわれる巨額投資トラブルの渦中にいるお笑いコンビTKOの木本武宏さん。

数年前から仮想通貨やFX取引を始め、知り合いの芸人や仲間たちに儲け話を持ち掛けていたようです。

詳しい詳細については、本人や先日まで所属していた事務所から何も発表がありません。

あまりに巨額な投資トラブルのため、慎重に動いているのでしょうが、

一般人も詐欺の被害にあっているということなので、手口やスキームといった内容が気になりますよね。

関係者からの事情聴取でだいたいの概要が見えてきたので、TKO木本の投資トラブルの内容は?詐欺の手口やスキームを徹底調査と題してまとめてみました。

 

TKO木本の投資トラブルの内容は?

週刊誌やネットニュースの報道曰く、騒動の一連の流れは以下の通りのようです。

  • TKO木本さんは、知り合いの後輩芸人やタレント等およそ50名に「いい投資話があるよ」と声をかけ、出資を募っていた
  • 集めたお金を3年前に知り合った無登録業者の投資家Aに預けて運用していた
  • 運用開始後は出資者に対して少し配当があったが、しばらくして投資家Aさんと連絡が取れなくなった
  • 投資家Aによると、手元にお金は残っておらず返金は難しいとのこと
  • TKO木本が、紹介した責任を感じて「立替返済する」と宣言

まだまだ明らかになっていないことが多いですが、ざっとまとめるとこんな感じです。

 

TKO木本の投資トラブル:投資家Aは誰?

木本さんのパートナーである投資家Aの正体は誰なのでしょうか?

当初、投資家Aは20代~30代の男性と言われていましたが、ABEMA TIMESの報道によると、30代後半の男性とのことです。

芸能とは関係ないプライベートの知人の紹介であり、2~3年前に投資とは関係なく知人に紹介されたようです。

名前や顔写真は今の所特定されていませんが、事件となり逮捕に至った場合は実名が報道されるでしょう。

 

TKO木本の投資トラブル:被害者は誰?

TKO木本さんの投資トラブルの被害者は総勢50名以上と言われています。

今回の最大の被害者と言われているのが、平成ノブシコブシの吉村さんです。

木本さんによる投資トラブルだと明言したわけではないようですが、一部報道では被害者芸人として吉村さんの名前が報じられています。

実際に、『仮想通貨で大損し、貯金が100分の1になった』と昨年11月のバラエティ番組で告白されています。

被害総額はなんと5000万円。

数日前まで3000万と報道されていたようですが、今では5000万と言い直されています。

吉村さんはつい最近4000万円の高級車を購入していたようですが、さすがの被害額に頭を抱えているようで、

番組では、「大丈夫か大丈夫じゃないか問われたら、大丈夫ではございません!」と苦笑いしたようです。

また、野性爆弾のくっきーさんや、紅白歌合戦にも出演経験のある女性タレントも被害者であると言われています。

 

TKO木本の投資トラブル:何が悪いのか?

投資に損はつきものです。

知り合いを投資家に紹介しただけなら、例えその知り合いが結果的に大損したとしても、法的には何も問題はありません。

しかし、立替弁済を宣言し、事務所を退所していることを考えると、ただの紹介ではなくもっと根深く関係していたのかもしれませんね。

紹介だけなら法的に何の問題もない、と言いましたが、

ではどのような場合、違法行為にあたるのでしょうか?

弁護士や投資詐欺に詳しい専門家の考察をまとめてみました。

 

①元本保証をした場合

木本さんは一連の騒動に対して、

『自身が出資者から手数料を取ったこともなく、投資家Aに紹介しただけ』

というようなことを発言されています。

しかしFRIDAYによると、木本さんは出資した後輩芸人Aさんに元本保証をしていたようです。

最悪の場合、木本さんが補填するという話をしていた。『もし運用成績がマイナスになったら、俺が全額出すから』という言い方をしていました」

専門家の意見では、「マイナス分を補償するという約束の元で出資金を受け入れる行為は出資法の第1条に違反する」ようです。

● 出資金の受入れの制限(第1条)
不特定かつ多数の者に対して、後日、出資金の全額またはこれを超える金額に相当する金銭を支払うことを示して出資金を受け入れる行為です。
「必ずもうかる」「元本保証」といったうたい文句で出資を集めると出資法違反となります。

 

②無登録業者と知って運用させた場合

exiteニュースによると、取材陣による、登録の有無について知っていたのかという問いに対して、木本さん所属の担当者は、

『金融商品登録業が必要と認識がありませんでした。トラブル後に調査により、無登録と判明しました。確認もせずに投資したことは木本の浅はかさであります。』

と返答したようです。

無登録で営業した場合は刑法に触れるようですが、木本さんの紹介者という立場ではどうなのでしょうか。

●金融商品取引法第197条の2
いわゆる金融商品取引業を、財務局の登録を受けずに無登録で営業した場合、罰則は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する、となっています。

『知らなかった』という点が争点になるようですが、どうやら最悪の場合、逮捕という可能性もあるようですね。

 

TKO木本の投資トラブル:なぜ7億円も集められた?

そもそもなぜお笑い芸人であるTKOの木本さんが7億円もの大金を集められたのでしょうか?

木本さんは、大手経済誌でウェブ連載を持つなど財テク芸人としても活動しており、投資に関して多数の芸人仲間からの信頼が厚かったことが大きな要因の一つです。

また、勧誘役となったのは木本さんだけでなく、どうやら元プロ野球選手やアパレル経営者といった大物もいるのだとか。

詳細は明らかではありませんが、想像以上に根が深いトラブルなのかもしれません。

 

TKO木本の投資トラブルの詐欺の手口やスキームは?

投資を募った手口やスキームについて報道されている内容をまとめてみました。

 

投資トラブルの手口①強引な勧誘

FRIDAYの報道によると、後輩芸人Aが木本さんの強引な勧誘について告発したようです。

「勧誘された時、私はおカネがないと断ったのですが、『カネがない言うても30万円くらいなら用意できるんちゃうか』と引かない。

『30万円も出せません』と返すと『なんやねん』と怒っていました。私に投資する気がないと見るや、『誰がバイトをかけもちしてる?』とか『誰がカネ持ってるん?』などと、他の当たり先を聞いてきました。

一番嫌だったのは、芸の指導をすると呼び出しておいて、朝まで延々と投資の話をされたことです

もしこれが本当だとしたら、ちょっとイメージが悪くなりますね。

しかし、木本さんが本当に根っから騙されていたのでしたら、きっとなりふり構ってられないくらい必死だったのでしょう。

 

投資トラブルの手口②自分の通帳預金を開示して信用させる

木本さんの投資利益を得た通帳の預金額を見て、信用した芸人もいたようです。

しかし投資で得た利益は、実は利益ではなく他からの出資金を充てたもので、実態は自転車操業だったとも言われています。

実際に預金口座を見せられたら思わず信用してしまいそうですよね。

 

投資トラブルの手口③追加の投資を催促した

また、『追加でカネを入れないと、これまで投資した分が無駄になる』

などと早急に追加の投資をするよう迫ったこともあるのだとか。

冷静に考えればおかしいと気づけそうですが、緊迫した空気で言われると従ってしまいそうですね。

思わず追加で投資してしまうのも分かるような気がします。

TKO木本さんは、「絶対に損はしたくないやつ」と芸人仲間から言われています。

追加の投資をすることで何とかして損した分を取り返したい、という強い気持ちが働いたのかもしれませんね。

 

まとめ

TKO木本の投資トラブルの内容は?詐欺の手口やスキームを分かりやすく紹介しました!

悪気はなかったが、投資内容を精査せずに簡単に仲間を紹介してしまったことを後ろめたく感じているTKOの木本さん。

週刊誌やネットニュースで報じられている投資トラブルの内容がどこまで本当なのか真相は分かりません。

しかし、もし記事内容の詐欺の手口やスキームが本当だとしたら、結構悪質かもしれませんね。

木本さん本人曰く、無知だったが善意でした行為とのことなので、刑事事件に発展し、逮捕に至るかどうかは現段階では微妙なところです。

善意でしたのに気づいたら加害者の立場になっていた、ということは私たちにも起こりうることなので、十分に注意していきたいですね。

とにかくこれ以上事件沙汰にならずに解決できればいいですね。